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ジョン・バーリーコーン "John Barleycorn" − バラッドの愉しみ1

こんばんは。 先日自宅を整理していると、古い CD の詰まった箱の中に  The  Imagined Village  の 最初のアルバム、 The  Imagined Village  が入っているのを見つけました。 以前  Later with Jools Holland  というイギリスの音楽番組で、西洋楽器や民族楽器の入り混じった、なんとも重厚なねじれたサウンドと、大人数での舞台、そして  Transglobal Underground  や  Afro Celt Sound System  のメンバーのジョニー・カルシがドール太鼓を叩きながら独特なステップでステージを歩き回るという迫力大のビジュアルに釘付けになったのを思い出しました。 さて、このアルバムの2曲目に「 John Barleycorn」 というものがあります。これは古くから伝わるバラッドで酒飲み歌。一度聞いたら忘れられない節回しで歌われるこの曲、アルバムでは曲の半ばからポール・ウェラーも特別ゲストとして参加していて、これがまたステキ。この曲は Traffic   のスティーブ・ウィンウッドのバージョンがよく知られていますが、実にたくさんのアーティストが歌っています。何を隠そう、つい最近まで私は、この曲が一体何の歌なのか全く知りませんでした。ただ、歌詞にある  Little Sir John  が一体何者なのかは以前から気になっていました。そういう訳でこれから数回にわたり、この  Little Sir John  こと  John Barleycorn  について、そしてこのなんとも魅力溢れるバラッドというものについて、自分も勉強しながら書いていきたいと思います。   The  Imagined Village  の  John Barleycorn  Mike Waterson  の歌う  John Barleycorn   There were three men come out of the west  Their fortunes for to try,  And these three men made a solemn vow:  John Barleycorn should die.  T

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